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平日も




  当工房には、週末に来ていただく方も多いのですが、

 お仕事の関係で平日に通ってこられる生徒さんも、多くいらっしゃいます。



  靴教室の混み具合としては、基本的に平日の方が空いているので、

 靴作りに興味があって、平日に受講をご希望をされる方はぜひ。






       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





  新たに通われ始めた Kさん。



  まずは足にあわせて木型の補正を、と

 いうことで、木型に貼る調整用の革を、

 薄く漉いていきます。



  慣れない作業で、ちょっと手元が不安

 そうでした。


  小さな革は大きめに切り出して、おお

 まかに漉き終えたら、最終的に持ち手に

 した部分を削ると、楽に作業できます。







  型紙も、独特の手際よさ。


  作業の意図と、形のイメージをお伝えす

 ると、てきぱきと作業が進みます。

  お話を聞くと、仕事で服のパターンを

 よく作っているということで。納得。



  ここでは使い慣れているので、はさみの

 方がやりやすいそうです。






  ちょっと苦戦していた、木型への型紙

 あわせ。皆さん、苦労するポイントです。


  木型表面がつるつるしているので、紙を

 固定しておくのが難しいのです。



  しかし平面の型紙を、立体の靴へ合わせ

 るための、大事な作業。





  仮縫い用の革を裁断します。


  今回使用した革は、完成品のイメージに

 近いかも。


  仮縫い試作に使う革も、できれば本番用

 の革に近いほうが良いのですが、これは少

 し硬めの革なので、切るときも若干、力が

 いります。でもよく研げた刃なら、問題は

 ありません。





  ポストミシンに慣れていないとはいえ、

 やはり普段からミシンの作業をされている

 ので、安心して見ていられます。



  縁からギリギリのところを縫う、かかと

 縫い割り部分もばっちりです。







  続いて、手縫いするモカ糸の縫い目を、

 抜きという極小革ポンチで、穴あけして


 いきます。


  型紙を使ってあらかじめ印をつけていま

 すが、やはりズレは生じるもの。


  それを、この穴あけ時の微妙なずらし


 加減で修正して、きれいなライン上に

 穴を揃えます。



  やはりミシンが上手だと、甲革(アッパー)はあっという間に

 出来上がりますね! 次は、木型へ釣り込みです。







       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・








  同じく、新しく靴作りを開始された Fさんです。


  具体的に「これ」というものは無いのですが、カントリーブーツっぽい形状

 をイメージして、作りたいとの事。ただし穴飾り(ブローグ)はないタイプ。


  こんな風に、だいたいのイメージがあれば、作りながら仕様を固めていくこと

 も出来ます。


 

  まずはやはり木型の補正です。


  Fさんの場合、ほとんど補正の必要の

 無いサイズでしたが、きっちりあわせる

 ためには、やはり外形を多少なりとも変更

 します。


  特に親指、小指の付け根を結んだ部分の

 頂点をあわせるため、革を貼っていきます。



  メジャーで周り寸法を確認します。



  補正の難しいところは、木型外形を本人

 の足に合わせつつ、周り寸法もきちんと合

 わせなければいけないところ。


  なおかつ、靴としても美しいシルエット

 を保たなければいけません。


  せっかくの手作り靴ですから、履き心地

 はしっかり自分の好みにあわせたいもの。





  ナイフだと削ぎすぎてしまうような、

 微妙な調整は、木ヤスリを使って削りま

 す。



  木型を削るための、平らなヤスリです。

 しかしこれを革に使うと、表面がちょっと

 毛羽立ってしまうのが難点。



 




  革を裁断します。




  革の伸びには方向性があるので、型紙

 の伸びてよい方向を、革の伸び方向に合わ

 せて型入れします。



  写真は銀ペンで型入れ後、裁断に取り掛

 かっているところ。








  裁断したパーツを、漉いていきます。




  革同士を接合する部分で、足に当たる

 部分がごつごつしないように、徐々に薄く

 なるよう加工します。



  漉き作業は通常、ガラス板の上で行い

 ます。









  アッパーの製作のほかに、靴の背骨に当

 たる中底もあわせて作っていきます。



  木型の底をかたどった底ゲージを基準に

 して、革と特殊な素材を組み合わせます。



  この段階では、外形を数ミリ大きくして

 おき、実際に木型に合わせながら、削り込

 んで仕上げます。






  こうして、本番用の革で靴を作る前に、木型・型紙が足に合っているか

 確認するための試作(仮縫い)をしますので、実際の靴の形になったものを

 見つつ、完成品のイメージを膨らませると、より良い完成品が出来ます。




  ではまた。



| | 23:33 | comments(1) | - | pookmark |
Comment
先ほど靴の修理についてメールしました。お願いします。
Posted by: 中 |at: 2013/08/08 2:08 PM








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